【CDアルバム】
1993年5月「マドリッドからの招待状」1998年1月「この季節が終わる頃には」2004年2月「アダージョ」2009年5月「このかけがえのないひと時を」2013年11月「この思いを」「鈍感さ」は、時に致命的な要因となって痛恨の場面を演出し、時に不可欠な要素として我が身を救う…
と、私はそう思っています。
鈍感であったがために、気が付かず、大きなチャンスを逃したり、大切な人を救ってあげれなかったり…。
逆に、自分が厳しい状況に陥り、滅入ってしまった時、鈍感であったがゆえに完璧に落ち込まず、窮地を脱出した、とか…。
この「鈍感さ」を意識的に使い分けられたら、きっと最高の人生になるのでしょうが、えてして逆に出て後悔したこと、みなさんもきっと何回かおありではないでしょうか。
これが外部要因ではなく、自らの中におわします「能力?」なのですから厄介ですよね。
あってはならないものであり、なくてはならないもの・・・
難しい要素、「鈍感さ」。
雲丹や蟹、鯛や鮃の舞い踊り・・・
昨夜はスポンサー企業の社内懇親会に出席。おお!美味なものばかり・・・
しかもこの器、陶芸家の塚本治彦先生の、あの大作に!!びっしりとひしめき合うお寿司たち。
またこちらは、数種類の雲丹に、貝柱の粕漬け、海老の味噌漬け・・・
酒が進まない、ワケがない(^^;)ですよね。
地元以外ではとても入手できない美酒・名酒ばかり・・・
これまた、もったいなくも塚本治彦先生の猪口で、じっくりと味わいつつ。
時にぐいっ!と、 時にちびちび・・・と。
ええね~。ほんまやね~。(と、時に関西人になったりしつつ)
こうして、初秋の宵は美しく更けてゆくのでした。
この旨さ、 この笑い、 あの言葉、 あの笑顔 ・・・
これこそ明日への活力!
…と、言い訳しつつ飲み進める伊藤なのでした(^0^;)
感謝です!
いよいよ“動く時”だな、と。
こう思うだけで、ワクワクとうれしくなってくるんですよね。くるぞ~、っと(笑)
日々バタバタと、何かしら追い追われているので、あたかも充実しているようについ勘違いしてしまうのですが、これは“動”ではないのです。
全体を俯瞰し、大所高所に立っての、“主体的”な“攻めの動”を、と。
“動”とは即ち“静”なのかもしれませんね。
全てのことには「時」がある、と思っています。もちろん、“動”にも「時」があるのです。
動いてる時、動けない時、そして、動く時。機を見て、敏なり。
身を転じ、音楽だけに浸り、もうすぐ半年。自分のポジションが、漸く見えてきました。
伊藤、自慢じゃないですが、スロー・スターターなんです(^^;)
先日スポンサーとそういう話をしている時、副社長が仰った言葉。
「現状維持は衰退の始まり」
いい流れでも流されてはいけないのです。いい流れであるからこその“動”なのです。或いはひとつの予感なのかもしれません。
大好きな小説「ドン・キホーテ」をテーマにしたミュージカル「ラ・マンチャの男」の中で、作者・セルバンテスが、このミュージカルの命題でもあるセリフを語ります。
「一番憎むべきは、あるがままの人生に折り合いをつけて、
あるべき姿のために戦わないことだ」
さあ、高らかな笑い声とともに、いざ出陣! (^0^ )/
6月末から開催している「マウリッツハイス美術館展」、なんと最終日の今週の月曜(祝)にやっと観てきました!
最終日は9時半の開館が1時間早まるらしい…との情報を得て、朝8時に東京都美術館へ。やったー!まだ50人ほどの列。そして、確かに8時半過ぎに開場!
ルーベンス、レンブラント、等々見ごたえのある作品ばかりでしたが、なんといってもこのフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」ですよね~
結果、やっぱり素晴らしい!!完璧に魅了されました。
生きてるうちにもう一度見れないかもしれないと思うと、余計に。
一番前の「立ち止まり隊けど立ち止まれない隊」で8回繰り返し「移動式」流れ鑑賞。その後、少し後ろからの熱心なかたまり「立ち止まって見隊」に入り、徐々に前に進み、ついに一番前で、(早く交代しろ!という後ろからの視線に耐えつつ;)約3分くらい鑑賞しました。
ああ、なんと魅力的な絵・・・・・・・・
「真珠の耳飾りの少女」というよりも、「青いターバンの少女」でしょう…と勝手に思ってましたが、近くで観ると確かに、この耳飾りの真珠、大粒ですね~!
この青いターバン、ウルトラ・マリンブルーという、ラピスラズリという石を砕いた当時とても高価な顔料が、惜しげもなく使われているとのこと。この青と、背景の黒が、なんともいえないエキゾチックさを醸し出し、ミステリアスさを深めているのでしょうね。
「立ち止まり隊けど立ち止まれない隊」で、絵の左から右へ流されつつ、繰り返し鑑賞した時・・・驚きました!!
この少女の瞳、最初に視界に入る左位置から、本体の前を通って視界の消える右位置まで、ずっ~~~っと、見つめているんです!!(まさか私だけを!??(^^;)と思うくらい)
凄い・・・
そして、観終わって美術館を背にした時に、はっ!と気がついたんです。
「絵を観に来た」と思っていたのですが、違ったんですね。
私は、「この少女に逢いに来た」んだ・・・と。
フェルメールが明かさなかったモデルの神秘、ここにあり、でしょうか。
帰りにハシゴして、西洋美術館の「真珠の首飾りの少女」も観るつもりで来たのですが、とてもとても。この絵の圧倒的な余韻にノックアウトされ、やめました。
そして伊藤は密かに決めたのでした。
オランダの、この「マウリッツハイスの少女」に、もう一度逢いに行こう!と。
ちなみに、出口の前に掲げられた2枚。
上が件の絵画。下は、今を時めく武井咲ちゃんが扮した写真です。
さてさて、やはりこれはヤボというものでしょう・・・
もしもこの世から活字がなくなったら、きっと私は間違いなく気が狂うのではないかと思います。
特に忙しさが重なってきたりすると、ひたすら活字を“渇望”します。喉が乾ききった時、無性にビールが飲みたくなるように(…もっといい例えがあるでしょ…)
ただ、よく「年間ウン十冊読んでます」という凄い方たちがいらっしゃいますが、私は残念ながらそういう読み方は出来ません。特に、流し読みが出来ないのです。
寧ろ、同じページを何度も繰り返し読んだり、立ち止まったり、時には書き込んだりしながら、じっくり読んでいくタイプです。
たとえサスペンスで、次の展開をどんなに早く読みたくても、ストーリーだけ追って斜めに読み進めるなんて、私には不可能です。言葉のディテールをしっかり読みこなし、充分理解してからしかページをめくれません。
だからこそ、なのかもしれませんが、少しこだわりがあって、人前で堂々と「私は本を読んでます」っていうのが、あまり好きではないのです。(へんな性格ですね~(^^;)
)
本たるもの、自分ひとりの時間に、まるで密かな楽しみの如く読み耽るもの。それが「伊藤流・正しい(…おかしな?…)本の読み方」なんです。読んでるっていう姿を、あまり人に見せたくないのかもしれません。(ヘンなおじさ~ん(― ―‘))
前にFMのパーソナリティをやってる時に一度特集したのですが、最近電車内等で電子パッドで書籍ソフトを読んでる方も時々見かけますね。
これも私はダメなんです。断然アナログ派で、本たるもの、手に持って、いわば本の匂いとかも感じつつ、指で一枚(の触感を確かめつつ)めくるものでなくてはならないと思っています。
新書は新書の匂いがし、古書は古書の匂い(臭い??)がし、紙質もそれぞれ微妙に異なるし、それを五感のどこかで無意識に捉えながら、読み進めてゆく・・・
休みの日の早朝、ふと早~く目が覚めたりしたら、ヤッター!という感じで、ワクワクと横の本を開いて読みます。ずっと読んでいられる!という幸福感を満喫できる時間・・・
「至福」のひと時です。
先週初、ある方のお墓参りに行ってきました。
今、私の心の拠りどころのような、そんな場所になるのでしょうか・・・だいたい月の初め頃、心の整理をかねて、いろんなことをお話ししにいくことにしています。
その日は曇っていて、遠く雨雲が見えたりしていたので、雨の来ないうちにと、お昼前に出かけ、お線香をお供えし、さて、と、目を瞑って、いろいろとお話を始めた時でした。
閉じた瞼を通して、一気にぱーっと、周りが明るくなっていくではありませんか!!
目を閉じたまま、その神々しい明るさに感動し、うれしくてうれしくて・・・
お話を終え、ゆっくり目を開けてみると、雲の切れ間から太陽が降り注いでいました。
ただそれだけのことなのかもしれませんが、
―いいぞ。このまま進みなさい―
はっきりとそう言われたように感じました。
以降、続いてるフェイバーな風。しあわせの連鎖。
感謝です。
昨日は定期的に行っている、主治医による心臓の総合検診でした。
先日ちょっと寝込んだりしたので、少しだけ心配していましたが、結果はお陰様でとても順調でした。
すっかり晴れた気分で、夜は池袋の芸術劇場。
と、その前に。検診で問題なければ、とひそかに考えていたタクラミ。ヒヒヒ…久々にラーメンを食べようと(ラーメンはカロリー・塩分が高いので、大好きなのですが控えてるんです(_ _ )気になっていた店、先日池袋東武に出店したばかりの、北海道はすすきののラーメン店「一幻」のえびそば。
私は初めてでしたが、いや~ぁ、これはなかなかの旨さでした!きのうは「味わいスープ」と「えびみそ」の組み合わせを選択しましたが、大満足!是非みなさんも。シメにえびにぎりを残りのスープに浸して、お茶漬け風に食べてみてくださいね・・・最高です!
そして上々気分でコンサートヘ。(やっと本題か(ーー;))
昨夜は、某新聞社のお招きによる、今注目の女性指揮者・三ツ橋敬子さんを迎えての新日フィルの演奏会。
昨年TV「情熱大陸」で、ヴェニス在住のこの方の「最近メキメキ度」を見てはいましたが、こうして間近で拝見するのはもちろん初めてでした。
いろんなことを感じましたが、コンマスの西江辰郎さんもさすがに素晴らしかったし、全体としてはとてもいいコンサートだったと思います。
そして三ツ橋さん。小柄(150センチくらい?でしょうか・・・)なのに、台に上がった瞬間から、それを全くと言っていいほど感じさせない大きさ。力強さ。ポニーテイルを振り乱しながらのパワフルさ。爽快な小気味良さを感じました。
そしてカーテンコールでは、コンマスをはじめ、主要演奏者、或いはパート毎、とそれぞれに気遣いされているのが、とても印象的でした。
情熱のポニーテイルは、“謙虚な上昇気流”でした。
まだまだまだまだ我慢して、きっと抑え込んだ悔しさをバネに、一歩ずつ進んでいかれるんだなぁ・・・と。エライ!
とても大きな人になられるのではないでしょうか。私はそう感じました。
三ツ橋敬子さん、頑張ってください!
以前友人から、池袋に超人気のイタリアンがあると聞いていました。いろいろな雑誌にも紹介され、ネット等でも常に上位をキープしていると。
その名は「オステリア・ピノ・ジョーヴァネ」
なるほど過去2回ほど予約をトライしたのですが、取れず。先日、久々に会う友人との食事で、まあきっと無理だろうなぁ。。。と思いつつ電話すると、なんとOK!ついに行ってまいりました。
南欧の小粋なレストランを思わせる雰囲気。そしてそれが、飽くまでも“さりげな~い”のです。
池袋駅からは少し歩くので、まさに隠れ家的一軒家。
誰にも教えたくない!(・・・残念、もう人気店なんだっ・・・(_ _ ;))
そして料理。
まず燻製モツァレラとフルーツトマト、うまい!フォカッチャも適度な塩味で、うまい!
絶品は「フォアグラのソテー バルサミコソース 北京ダックスタイル」
もちもちの皮に、フォアグラの旨さとバルサミコの酸味が溶け合って・・・う、旨い!
料理はすべて美味しく、どこか独創的で、しかしながら気取らず、やはり“さりげな~く”謙虚なのです。
ワインも、私の好きな、シチリアの葡萄種「ネロ・ダーヴォラ」がちゃんと置いてあって、益々上機嫌(笑)
そしてずっと考えていたのです。この全体を包み込む心地良さの正体は、一体何だ?・・・
そしてわかりました!
オープン・キッチンのシェフはご主人、サーヴされているのは奥様。
このお二人の絶妙な二人三脚が、この店全体の“さりげな~く”“さわやか~な”心地良さを創り上げていることに気づきました。
素晴らしいお店!大絶賛です!
みなさんも是非行ってみてください!・・・ただ、予約取れるかなぁ・・・(^^;)>
なんと大好きなスタバのダークモカチップス・フラペチーノを手土産にいただきました!!
たまらない旨さですね~ 笑顔・笑顔・はちきれん笑顔 (^0^)/(単純伊藤・真骨頂)
私は、アルコールも好きなのですが、甘いものも大好きでして・・・ (^^;)
有難うございました!!
あ、これこれキホーテ、鼻から飲まないようにね;;
ちなみに、これはメキシコ・アカプルコで手に入れた、ドン・キホーテの木彫りの胸像です。ショップの片隅にあったもの、呼ばれるように見つけ、一目で惚れました。
見つけた途端、感じたからです。この彫刻家がこの上なくキホーテを愛し、自分の頭の中に、彼自身のキホーテがしっかり存在しなければ、絶対にここまで彫れない!と、一瞬にして感動したからです。
今、私のオフィスで、ただ黙したまま、一緒に見果てぬ夢を追い続けてくれています。
さて、前回記事以降ばたばたと忙しく過ごしました。
そんな中先週には、なんと久々(10年振りくらいでしょうか・・・?)に、持病の扁桃腺がパンパンに腫れ、39度近くまで一気に熱が出てダウン!しかしその2日後に、ことり児童合唱団さんのオータムコンサートにゲストで呼ばれてて・・・真っ青でした!
同時にずっと楽しみにしてた夜の親睦会をドタキャン!!!ああ~;;
やや弱気になり、ことり児童合唱団をご指導なさってる高橋先生に、念のため「ひょっとしたら・・・」と状況をメールさせていただき、(あわよくば「了解しました、ごゆっくり休んでください」という言葉をどこかで期待しつつ)待つと、先生から「私も風邪ひいてます」と禅問答のような“励まし”のご返信(笑)
なるほど、と、自分の甘さに平手打ちを喰わせ、これは何としても治さねば!と、医者に事情を説明し(医者・大迷惑)懇願し(医者・私の必死な様相に大汗;)奇跡をひたすら願い寝込んだ伊藤なのでした。
そして果たして!奇跡的に(気合で?)熱は下がり(下げ?)、喉の大腫れは(恐れをなして?)引き、当日、無事歌わせていただくことが出来ました。
感謝です。
今週、スポンサーである日ノ樹さんとの残暑払い会にて飲ませていただいた、25年ものの紹興酒のうまかったこと。25年も寝かせると、ここまでまろやかになるんですね~ こんな洗練された味は初めて。ゆっくり、じっくりいただきました。
お酒も、元気でないといただけませんものね。
日ノ樹さん、またよろしくお願いします!
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