【CDアルバム】
1993年5月「マドリッドからの招待状」1998年1月「この季節が終わる頃には」2004年2月「アダージョ」2009年5月「このかけがえのないひと時を」2013年11月「この思いを」
ゆうべ「ラ・マンチャの男」観てきました!
毎回その回その回で、いろいろなことがシンクロします。その時々に自分の置かれている状況に照らすのでしょう。
それは夢を持ち続ける大切さの再認識だったり、自分を曲げてただ折り合いをつける卑怯さへの反省だったり、純真な心の在りようの素晴らしさだったり、その都度様々なのですが、今回は「信じることの大切さ」をつくづく共感しました。
サンチョもアルドンサも、キホーテを信じきっていて、そこには疑いのかけらもないのです。だからこそ、夢を持ち続けられるんだなぁと。
そもそも疑うことは相手に失礼だし、恥ずかしいことなんです。なおかつ自分をも卑屈にします。鏡なんですね…結局自分を見てるんだと思うんです。
走れメロスの世界とも共通していますね。だって人間ですもの。人間は不完全。完璧な人間なんていないのです。かのアインシュタインだって、世紀の過ちをおかしたのですから。
このところ、信頼の大切さを痛感していましたが、「ラ・マンチャ」のお蔭で、心が更にすっきりと冴え渡りました。 私は単純過ぎますかね(笑)
夢を忘れず、夢に向かい、一歩ずつ、コツコツと努力すること。
明るく、前を向いて、心を快晴に!
そうしていれば、間違いない!(^0^)/
今週の月曜、銀座でロンドンオリンピック・メダリストたちのパレードがありましたね。見に出かけられましたか?
私はその時間、某スタジオでCMソングのレコーディングがあったので行けなかったのですが、とてもとても行きたかったです。
メダルを勝ち獲った選手の顔は、いのちの煌めきを、心に響く猛烈な何かを、きっとバシバシ放っていたに違いないと思うのです。
それを間近で感じ取れる幸せ、何よりも素晴らしいですよね~
今夜帝劇に、松本幸四郎さんの「ラ・マンチャの男」を観に行ってきます。これは、私の大好きな小説「ドン・キホーテ」を題材にしたミュージカルです。
私は、スペインが生んだ、このセルバンテスの名作「ドン・キホーテ」の熱狂的ファンと言ってもいいと自負しています。(7月27日の記事もご参照ください!)
きっかけは子供の頃、親が「ドン・キホーテ」の絵本を買ってくれたことに始まります。
おじいちゃんが?夢をいだいて?旅に出る…ええ?!っと、子供心に凄い!と思った記憶があります。
そして銀行時代、なんとスペインへ赴任。夢のようでした。キホーテのことは、話し出したら止まらないので(^^;)また少しずつお話しすることにしますね。
ちなみに、今私のオフィスには、スペインやメキシコなどで買い集めたキホーテたち…絵や置物などなど…で一杯です。
この写真は、スペイン赴任中に入手したキホーテの絵ですが、なんと樹の皮の上に描かれています。キホーテは自らを“憂い顔の騎士”と呼びますが、まさにその顔を描いたものです。
幸四郎さん主演のミュージカル「ラ・マンチャの男」は、先日公演1200回を迎えられました。私ももう何十回と観せていただきましたが、いつも必ず感動でぼろぼろと涙します。
果たして幸四郎さんの演技が巧いからなのか、ドン・キホーテがただただ好きなだけなのか、もうわかりません。(きっとどちらもなのでしょうね;;)
舞台はいいですよね~
それは最初にお話しした、オリンピック選手と同じ理由です。
舞台は、いつも出来るだけ近い席で観劇します。
俳優さんの息遣い、生身の人間の口から発せられる言葉たちを、間近で感じること!躰全体から溢れ出る熱感、こぼれ落ちてくる魂の雫を、自分の五感に浴びせること!
それが舞台の素晴らしさだと思うんです。
さあ、感動の渦に身を置いてきます!
夏が、最後の情熱を懸けてもがいているような、そんな酷暑ですね。
この燦々とした季節も、いよいよ逝こうとしてるんだなぁと。
私にとって、逝く季節を惜しむ気持は、四季を通じて夏がひときわ強いように思います。
祭りの後のような。あるいは打上げ花火の後の空虚さに似た・・・
これから、それらすべてを包み込む、遥かに穏やかで、優しくて、慈悲にあふれた、豊穣の季節が訪れるというのに。
いつもいつも、それを繰り返し体感してきたというのに。
いくつになっても学習しない自分・・・
人間。
先日、第〇〇回目の誕生日を迎えました。また、その数日前に、新しいいのちをいただいてから、丸6周年を無事に迎えさせていただきました。
そして私の無二の心友から、なんと柿右衛門の香炉をいただきました!
眺めれば眺めるほど美しい・・・・・
真白い磁肌に浮かび上がる、繊細かつ凛とした絵柄・・・
余白の美、とでもいうのでしょうか。それが素晴らしいですね・・・
そこには、現・十四代酒井田柿右衛門の崇高な魂の境地を感じます。
まさにいのちの煌めき!
また別の意味でも、友が送ってくれたこの香炉は、私にとっては大きな意味を持つものとなりました。
感謝です。
誕生日になると、いつも思い出す言葉があります。
以前、パーソナリティをしていたFMラジオの番組に、芹洋子さんがゲストに出ていただいた時、「伊藤さん、お誕生日ってどういう日か知ってる?」と聞かれ、そりゃ知ってますよと、御託を並べる私に、芹さんはこう言われました。
「お誕生日はね、生んでくれたお母さんに感謝する日よ」と。
芹さんに感謝。
母に感謝。
友に感謝。
先月28日の夜に、いただいた写真です。27日の夜、28日の夜と、東京タワーがオリンピック・カラーのライトアップだったそうです。
今オリンピック期間中も、日本代表が金メダルを勝ち取った日の夜は、このライトアップとのこと。
誰かさんにいわせると「夜の宝石箱や~!」という感じでしょうか・・・ (^^;);(失礼しました・・・)
なでしこジャパンがきっと金をとるので、10日の夜も点灯しますね!・・・あ、私は松江に帰省中でした・・・残念!
TVでオリンピックを見ていて、“いのちの美しさ”を感じました。
瞬間、瞬間、いのちが輝いてるなぁ、と。一生懸命の美しさって、圧倒的なんだなぁ、と。
魅力的ないのちでありたい。
このいのちを、もっともっと輝かせてあげたい。
そう思いました。オリンピック、有難う!
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