【CDアルバム】
1993年5月「マドリッドからの招待状」1998年1月「この季節が終わる頃には」2004年2月「アダージョ」2009年5月「このかけがえのないひと時を」2013年11月「この思いを」
先週初、ある方のお墓参りに行ってきました。
今、私の心の拠りどころのような、そんな場所になるのでしょうか・・・だいたい月の初め頃、心の整理をかねて、いろんなことをお話ししにいくことにしています。
その日は曇っていて、遠く雨雲が見えたりしていたので、雨の来ないうちにと、お昼前に出かけ、お線香をお供えし、さて、と、目を瞑って、いろいろとお話を始めた時でした。
閉じた瞼を通して、一気にぱーっと、周りが明るくなっていくではありませんか!!
目を閉じたまま、その神々しい明るさに感動し、うれしくてうれしくて・・・
お話を終え、ゆっくり目を開けてみると、雲の切れ間から太陽が降り注いでいました。
ただそれだけのことなのかもしれませんが、
―いいぞ。このまま進みなさい―
はっきりとそう言われたように感じました。
以降、続いてるフェイバーな風。しあわせの連鎖。
感謝です。
昨日は定期的に行っている、主治医による心臓の総合検診でした。
先日ちょっと寝込んだりしたので、少しだけ心配していましたが、結果はお陰様でとても順調でした。
すっかり晴れた気分で、夜は池袋の芸術劇場。
と、その前に。検診で問題なければ、とひそかに考えていたタクラミ。ヒヒヒ…久々にラーメンを食べようと(ラーメンはカロリー・塩分が高いので、大好きなのですが控えてるんです(_ _ )気になっていた店、先日池袋東武に出店したばかりの、北海道はすすきののラーメン店「一幻」のえびそば。
私は初めてでしたが、いや~ぁ、これはなかなかの旨さでした!きのうは「味わいスープ」と「えびみそ」の組み合わせを選択しましたが、大満足!是非みなさんも。シメにえびにぎりを残りのスープに浸して、お茶漬け風に食べてみてくださいね・・・最高です!
そして上々気分でコンサートヘ。(やっと本題か(ーー;))
昨夜は、某新聞社のお招きによる、今注目の女性指揮者・三ツ橋敬子さんを迎えての新日フィルの演奏会。
昨年TV「情熱大陸」で、ヴェニス在住のこの方の「最近メキメキ度」を見てはいましたが、こうして間近で拝見するのはもちろん初めてでした。
いろんなことを感じましたが、コンマスの西江辰郎さんもさすがに素晴らしかったし、全体としてはとてもいいコンサートだったと思います。
そして三ツ橋さん。小柄(150センチくらい?でしょうか・・・)なのに、台に上がった瞬間から、それを全くと言っていいほど感じさせない大きさ。力強さ。ポニーテイルを振り乱しながらのパワフルさ。爽快な小気味良さを感じました。
そしてカーテンコールでは、コンマスをはじめ、主要演奏者、或いはパート毎、とそれぞれに気遣いされているのが、とても印象的でした。
情熱のポニーテイルは、“謙虚な上昇気流”でした。
まだまだまだまだ我慢して、きっと抑え込んだ悔しさをバネに、一歩ずつ進んでいかれるんだなぁ・・・と。エライ!
とても大きな人になられるのではないでしょうか。私はそう感じました。
三ツ橋敬子さん、頑張ってください!
以前友人から、池袋に超人気のイタリアンがあると聞いていました。いろいろな雑誌にも紹介され、ネット等でも常に上位をキープしていると。
その名は「オステリア・ピノ・ジョーヴァネ」
なるほど過去2回ほど予約をトライしたのですが、取れず。先日、久々に会う友人との食事で、まあきっと無理だろうなぁ。。。と思いつつ電話すると、なんとOK!ついに行ってまいりました。
南欧の小粋なレストランを思わせる雰囲気。そしてそれが、飽くまでも“さりげな~い”のです。
池袋駅からは少し歩くので、まさに隠れ家的一軒家。
誰にも教えたくない!(・・・残念、もう人気店なんだっ・・・(_ _ ;))
そして料理。
まず燻製モツァレラとフルーツトマト、うまい!フォカッチャも適度な塩味で、うまい!
絶品は「フォアグラのソテー バルサミコソース 北京ダックスタイル」
もちもちの皮に、フォアグラの旨さとバルサミコの酸味が溶け合って・・・う、旨い!
料理はすべて美味しく、どこか独創的で、しかしながら気取らず、やはり“さりげな~く”謙虚なのです。
ワインも、私の好きな、シチリアの葡萄種「ネロ・ダーヴォラ」がちゃんと置いてあって、益々上機嫌(笑)
そしてずっと考えていたのです。この全体を包み込む心地良さの正体は、一体何だ?・・・
そしてわかりました!
オープン・キッチンのシェフはご主人、サーヴされているのは奥様。
このお二人の絶妙な二人三脚が、この店全体の“さりげな~く”“さわやか~な”心地良さを創り上げていることに気づきました。
素晴らしいお店!大絶賛です!
みなさんも是非行ってみてください!・・・ただ、予約取れるかなぁ・・・(^^;)>
なんと大好きなスタバのダークモカチップス・フラペチーノを手土産にいただきました!!
たまらない旨さですね~ 笑顔・笑顔・はちきれん笑顔 (^0^)/(単純伊藤・真骨頂)
私は、アルコールも好きなのですが、甘いものも大好きでして・・・ (^^;)
有難うございました!!
あ、これこれキホーテ、鼻から飲まないようにね;;
ちなみに、これはメキシコ・アカプルコで手に入れた、ドン・キホーテの木彫りの胸像です。ショップの片隅にあったもの、呼ばれるように見つけ、一目で惚れました。
見つけた途端、感じたからです。この彫刻家がこの上なくキホーテを愛し、自分の頭の中に、彼自身のキホーテがしっかり存在しなければ、絶対にここまで彫れない!と、一瞬にして感動したからです。
今、私のオフィスで、ただ黙したまま、一緒に見果てぬ夢を追い続けてくれています。
さて、前回記事以降ばたばたと忙しく過ごしました。
そんな中先週には、なんと久々(10年振りくらいでしょうか・・・?)に、持病の扁桃腺がパンパンに腫れ、39度近くまで一気に熱が出てダウン!しかしその2日後に、ことり児童合唱団さんのオータムコンサートにゲストで呼ばれてて・・・真っ青でした!
同時にずっと楽しみにしてた夜の親睦会をドタキャン!!!ああ~;;
やや弱気になり、ことり児童合唱団をご指導なさってる高橋先生に、念のため「ひょっとしたら・・・」と状況をメールさせていただき、(あわよくば「了解しました、ごゆっくり休んでください」という言葉をどこかで期待しつつ)待つと、先生から「私も風邪ひいてます」と禅問答のような“励まし”のご返信(笑)
なるほど、と、自分の甘さに平手打ちを喰わせ、これは何としても治さねば!と、医者に事情を説明し(医者・大迷惑)懇願し(医者・私の必死な様相に大汗;)奇跡をひたすら願い寝込んだ伊藤なのでした。
そして果たして!奇跡的に(気合で?)熱は下がり(下げ?)、喉の大腫れは(恐れをなして?)引き、当日、無事歌わせていただくことが出来ました。
感謝です。
今週、スポンサーである日ノ樹さんとの残暑払い会にて飲ませていただいた、25年ものの紹興酒のうまかったこと。25年も寝かせると、ここまでまろやかになるんですね~ こんな洗練された味は初めて。ゆっくり、じっくりいただきました。
お酒も、元気でないといただけませんものね。
日ノ樹さん、またよろしくお願いします!
ゆうべ「ラ・マンチャの男」観てきました!
毎回その回その回で、いろいろなことがシンクロします。その時々に自分の置かれている状況に照らすのでしょう。
それは夢を持ち続ける大切さの再認識だったり、自分を曲げてただ折り合いをつける卑怯さへの反省だったり、純真な心の在りようの素晴らしさだったり、その都度様々なのですが、今回は「信じることの大切さ」をつくづく共感しました。
サンチョもアルドンサも、キホーテを信じきっていて、そこには疑いのかけらもないのです。だからこそ、夢を持ち続けられるんだなぁと。
そもそも疑うことは相手に失礼だし、恥ずかしいことなんです。なおかつ自分をも卑屈にします。鏡なんですね…結局自分を見てるんだと思うんです。
走れメロスの世界とも共通していますね。だって人間ですもの。人間は不完全。完璧な人間なんていないのです。かのアインシュタインだって、世紀の過ちをおかしたのですから。
このところ、信頼の大切さを痛感していましたが、「ラ・マンチャ」のお蔭で、心が更にすっきりと冴え渡りました。 私は単純過ぎますかね(笑)
夢を忘れず、夢に向かい、一歩ずつ、コツコツと努力すること。
明るく、前を向いて、心を快晴に!
そうしていれば、間違いない!(^0^)/
今週の月曜、銀座でロンドンオリンピック・メダリストたちのパレードがありましたね。見に出かけられましたか?
私はその時間、某スタジオでCMソングのレコーディングがあったので行けなかったのですが、とてもとても行きたかったです。
メダルを勝ち獲った選手の顔は、いのちの煌めきを、心に響く猛烈な何かを、きっとバシバシ放っていたに違いないと思うのです。
それを間近で感じ取れる幸せ、何よりも素晴らしいですよね~
今夜帝劇に、松本幸四郎さんの「ラ・マンチャの男」を観に行ってきます。これは、私の大好きな小説「ドン・キホーテ」を題材にしたミュージカルです。
私は、スペインが生んだ、このセルバンテスの名作「ドン・キホーテ」の熱狂的ファンと言ってもいいと自負しています。(7月27日の記事もご参照ください!)
きっかけは子供の頃、親が「ドン・キホーテ」の絵本を買ってくれたことに始まります。
おじいちゃんが?夢をいだいて?旅に出る…ええ?!っと、子供心に凄い!と思った記憶があります。
そして銀行時代、なんとスペインへ赴任。夢のようでした。キホーテのことは、話し出したら止まらないので(^^;)また少しずつお話しすることにしますね。
ちなみに、今私のオフィスには、スペインやメキシコなどで買い集めたキホーテたち…絵や置物などなど…で一杯です。
この写真は、スペイン赴任中に入手したキホーテの絵ですが、なんと樹の皮の上に描かれています。キホーテは自らを“憂い顔の騎士”と呼びますが、まさにその顔を描いたものです。
幸四郎さん主演のミュージカル「ラ・マンチャの男」は、先日公演1200回を迎えられました。私ももう何十回と観せていただきましたが、いつも必ず感動でぼろぼろと涙します。
果たして幸四郎さんの演技が巧いからなのか、ドン・キホーテがただただ好きなだけなのか、もうわかりません。(きっとどちらもなのでしょうね;;)
舞台はいいですよね~
それは最初にお話しした、オリンピック選手と同じ理由です。
舞台は、いつも出来るだけ近い席で観劇します。
俳優さんの息遣い、生身の人間の口から発せられる言葉たちを、間近で感じること!躰全体から溢れ出る熱感、こぼれ落ちてくる魂の雫を、自分の五感に浴びせること!
それが舞台の素晴らしさだと思うんです。
さあ、感動の渦に身を置いてきます!
夏が、最後の情熱を懸けてもがいているような、そんな酷暑ですね。
この燦々とした季節も、いよいよ逝こうとしてるんだなぁと。
私にとって、逝く季節を惜しむ気持は、四季を通じて夏がひときわ強いように思います。
祭りの後のような。あるいは打上げ花火の後の空虚さに似た・・・
これから、それらすべてを包み込む、遥かに穏やかで、優しくて、慈悲にあふれた、豊穣の季節が訪れるというのに。
いつもいつも、それを繰り返し体感してきたというのに。
いくつになっても学習しない自分・・・
人間。
先日、第〇〇回目の誕生日を迎えました。また、その数日前に、新しいいのちをいただいてから、丸6周年を無事に迎えさせていただきました。
そして私の無二の心友から、なんと柿右衛門の香炉をいただきました!
眺めれば眺めるほど美しい・・・・・
真白い磁肌に浮かび上がる、繊細かつ凛とした絵柄・・・
余白の美、とでもいうのでしょうか。それが素晴らしいですね・・・
そこには、現・十四代酒井田柿右衛門の崇高な魂の境地を感じます。
まさにいのちの煌めき!
また別の意味でも、友が送ってくれたこの香炉は、私にとっては大きな意味を持つものとなりました。
感謝です。
誕生日になると、いつも思い出す言葉があります。
以前、パーソナリティをしていたFMラジオの番組に、芹洋子さんがゲストに出ていただいた時、「伊藤さん、お誕生日ってどういう日か知ってる?」と聞かれ、そりゃ知ってますよと、御託を並べる私に、芹さんはこう言われました。
「お誕生日はね、生んでくれたお母さんに感謝する日よ」と。
芹さんに感謝。
母に感謝。
友に感謝。
先月28日の夜に、いただいた写真です。27日の夜、28日の夜と、東京タワーがオリンピック・カラーのライトアップだったそうです。
今オリンピック期間中も、日本代表が金メダルを勝ち取った日の夜は、このライトアップとのこと。
誰かさんにいわせると「夜の宝石箱や~!」という感じでしょうか・・・ (^^;);(失礼しました・・・)
なでしこジャパンがきっと金をとるので、10日の夜も点灯しますね!・・・あ、私は松江に帰省中でした・・・残念!
TVでオリンピックを見ていて、“いのちの美しさ”を感じました。
瞬間、瞬間、いのちが輝いてるなぁ、と。一生懸命の美しさって、圧倒的なんだなぁ、と。
魅力的ないのちでありたい。
このいのちを、もっともっと輝かせてあげたい。
そう思いました。オリンピック、有難う!
一昨日の28日、都内の某大病院でのコンサートが、無事終了しました。
約100人お集まりいただきましたが、終わった後も、逆に私が感動するほどのお言葉を、たくさんの方からいただきました。
有難うございました。また写真が出来上がってきたら、何枚か載せたいと思っています。
コンサート翌日の昨日、熱海のMOA美術館へ行ってきました。
皆さんはいらっしゃったことがありますか?
ここの素晴らしさのひとつが、玄関から美術館入り口までの空間です。
長~いエスカレーターを乗り継いで(真ん中にはちゃんと階段もありますので、脚力に自信のある方はどうぞ!)いくのですが、これがなんとも神秘的な時間空間なのです。
特にこの日この時間、たまたまエスカレーターではほとんど人に会わず、贅沢な時空を独り占めさせていただきました。
ゆっくりと瞑想へと入っていけそうな・・・
この空間を経るお蔭で、美術館へ着いたころは、すでに崇高な芸術を楽しめる心構えが培われているのです。
モネの睡蓮、レンブラントの自画像、等々の素晴らしい絵画や、数々の国宝が、全体として絡み合い、独特の趣きを醸し出しています。
上は、秀吉の金の茶室の再現です。
(ちゃんと撮影許可をもらいましたよ(^0^))
光琳の「紅白梅図屏風」です。
素晴らしいですよね~
ただ、これはレプリカで、本物は例年2月頃に展示されています。
そして、ここの醍醐味はもうひとつ。ここから眺める熱海湾の美しさ!
晴れた日はもちろん、雨の日も、霧の日も、それぞれの表情で魅せてくれます。
ああ、落ち着きました。至福のひと時。
心の洗濯。
ご意見やお仕事のご依頼など お気軽にお問い合わせください。